手塚治虫の『奇子』を読んだ、グルグルと後味の悪い話

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手塚治虫の『奇子』を読んだ、グルグルと後味の悪い話

2014年4月17日木曜日
手塚治虫の『奇子』を読んだ、グルグルと後味の悪い話

とあるつてで、手塚治虫先生の「奇子」(あやこ)を読む機会を与えてもらった。「奇子」については、「閉じ込められる少女」という設定しか知らなく、何故閉じ込められたのか、どういった話なのか走らなかった。

今回、「奇子」を読ませて頂いて、非常に後味の悪い手塚治虫ワールドを得られた。氏の漫画といえば、そういった「ダーク」な面を持ち合わせている。この「奇子」はまさにそんな「ダーク手塚」の描く煮えたぎってとても後味の悪い世界でした。

「奇子」

昭和24年、戦争から復員した天外仁朗はGHQのスパイになっていた。ある時、命令で共産主義者の男の殺人(通称 淀山事件)に関与するが、その男は仁朗の妹・天外志子の恋人であった。
さらに事件関与後、血のついたシャツを仁朗が洗っている時、近所に住む知的障害者の少女・お涼と、自分の父親と兄嫁との間にできた少女奇子がそれを見てしまう。仁朗はお涼を口封じのため殺し逃亡する。奇子は一族の体面のために肺炎で死亡したことにされ、天外家の土蔵の地下室に幽閉されたまま育てられるが…。
Via:奇子 - Wikipedia

この時点でとっても後味悪いですわ。「閉じ込められた少女」というのがコレです。


この話にはまともな人間は一匹も出てきません。近親相姦とか、なんか「村」で起こりそうなグチャグチャな人間関係が出てきます。奇子自信も、生まれがひどいですからね。幼くして閉じ込められた少女は、光もないただ、狭い空間に閉じ込められる。


そのまま大人の「身体」になっていく奇子。味方だとおもっていた医者にも手を付けられそうになります。一番まともだと思われていた人間は、すでに奇子の体を持て余してますからね。奇子自信が興味を持ち、そうなってしまったのですが…ね。

俺は奇子を犯しつづけるぜ
結婚したってかまわん


コレがこの漫画で(当初)一番まともだと思われていたキャラクターの発言です。同じ穴のムジナというやつでしょうか。ここまで腐りきってしまうのですね。

漫画を読んで

正直「気持ち悪い」とさえ思えるこのキャラクターたちの考え。手塚治虫先生はどうやってこの人間を思いついたのだろうか。近場でこんなことがあったのだろうか?これは子供におすすめできない漫画でした。

最後の最後、誰も救われない中で、奇子は救われたのだろうか?そこはわからなかったです。正直全員消えればいいのにとは思いました。

kissaten的話


「大人のマンガ」という感じです。成年誌っていみじゃなく、なんか黒すぎてね。


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