アトム ザ・ビギニング2巻を読んだ、「自我」とはなんだろうか。

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アトム ザ・ビギニング2巻を読んだ、「自我」とはなんだろうか。

2016年2月17日水曜日
鉄腕アトム

若き日の天馬博士とお茶の水博士の物語。まだ「アトム」が生まれる前の物語をつづった、「アトム ザ・ビギニング」の2巻を読んだ。マンガでは、アトムではなく「シックス」という「ベヴストデザイン(自我システム)」の組み込まれたロボットの話。

前巻の「アトム ザ・ビギニング」では、ロボレス大会のお話が有り、今回はその決勝戦のつづきの話です。そこから、謎の科学者DR.ロロを探す感じの展開。

アトム ザ・ビギニング2巻


原作である「鉄腕アトム」を「読んでいる」と言われれば読んでいて、「読んでいない」と言われれば読んでいないぐらいしか「鉄腕アトム」と触れ合っていない。それでも「天馬博士」がどういった人物かは知っているつもりで、「アトム ザ・ビギニング」ではお茶の水博士とめちゃくちゃなかの良い学友をやっているのが何だか新鮮に思えた作品。

スゴイ機能が搭載された「鉄腕アトム」よりも、「AI」について書かれている作品といえるでしょう。

シックスのもつ「自我」や「意思」。「アトム」のような人間らしい感情まで持っていくのが、きっとこのマンガの最終目的地であって、その過程をこのマンガが役割立てられた感じ。アトムまでの「補足」という感じ。

ただ漫画内では、すでにシックスは「思考」し「ボクのベヴストデザイン(自我システム)はできそこないだから」と自らの「感情」を否定しちゃっているシーンが有る。これはおそらく天馬博士のいう「できそこない」を素直に受け取ったからでしょう。いや、そんなことより、もう「感情」出来てんじゃないの?こっからどうするの?って漫画の進行が気になる。

今回「アトム ザ・ビギニング」2巻では、ロボレスを終え半身を破損したシックスを直しDR.ロロを追う話。この漫画の面白いところは、「シックス」やその他ロボットたちがやり取りしているのを人間達は聞けないところです。着けるのはロボット達と、その話を見ている漫画の読者達だけ。無表情キャラクターの気持ちが読み取れる感じといったやつ。

なんか、あれだね。「鉄腕アトム」って言う漫画をベースにしていて「やりきれるの?」なんて思っていたけど、天馬博士とお茶の水博士のやりとりみているだけでこの漫画は面白いと思う。同人誌的な感じになっちゃうけど、「そういうの」も見てみたいって思う。まだ「アトム」には成れなくて良い。「そういうの」をもっと見ていたい。




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