ボクはオシャレに朝を迎えることが出来ない。
朝を迎えて最初に訪れるのは「痛み」だ。
どんなに美味しい食べ物を食べていたり、どんなにワクワクする夢を見ていたとしても、同じように訪れてくる。
朝、起きてからまずしなければならないのは、その痛みを鎮めるための儀式。
それが「痛み止めの投薬」。
痛み止めとか色々な「朝食後」に飲む薬を先に飲む。
そうしないとやってけないからね。
だから、朝、ギターを奏でることは出来ない。
スポンサーリンク
朝起き、おはようからの痛み
ボクは今、痛み止めを服用している。
一つはCMでもお馴染みの「ロキソニン」というもの。これはもうかれこれ10年以上の付き合いがある。ちょっとした愛人みたいなモノだ。
そして、もう一つが「トラマール」。
二人の愛人を持ち、朝を迎えるのだ。
ボクはこの二人がいないと何も出来ない身体になっている。
嫁氏は仕事に行った、だから自分で薬を出す
ボクの嫁氏(GUMIさん)は優しい。
ツンケンした言葉を発したとしても、その奥には優しさが宿っている。
たとえ「殺すぞ」と「死ね」と言っていたとしても、最終的には優しいのだ。
そんなGUMIさんが薬を出していてくれるときがある。
数日分の、数食分の投薬セットを用意して置いてくれる。
コレがあると非常に楽になる。
だって、朝起きて、身体が痛い中、フラフラしながら出す複数の薬達。
痛み止め以外にも「ステロイド」だったり、胃薬だったり、とにかく複数の薬を飲まないと行けない。
ボクの投薬量は健常者からしたら異様に多い量らしく、薬を出す行為でさえ、それ相応の時間を要することになる。
身体が痛い中、そんな薬を出すのは本当に一苦労だ。
だから、GUMIさんが薬を出していてくれるときは本当に助かっている。
・
・
・
問題は、薬を出してもらっていないとき。嫁氏が忙しかったりするとき。
自分で薬を出さないといけない。
いや、そもそもそれが当たり前なのだけれどもね。
朝の痛みをあじわいつつ、その多量の薬を出していく…。
何かの拷問のような、そんな朝の迎え方をする。
だからボクは朝にギターを奏でることは無く、珈琲を楽しく淹れたりできないのだ。
それが大体1時間ぐらいある。
メールやSNSを見ている時間
じゃあその時間何をするのか。
ベッドに横たわり、痛みが引くまでスマホでメールの仕分けやSNSをしている。
メールは大体メルマガやレビュー依頼、そういうったものが多い。だってメールで仕事受けてないからね。
颯爽とそれを処理したら、次はSNSだ。
ボクはFacebookとTwitter、Instagramに重点を置いていて、それらの処理をその朝にする。
Facebookにおいては、色んな、たほうめんから、とりあえず3桁近く毎度通知が来るので、それを見ていく。ただ、身体が痛いときは、全スルーする。そんな余裕が無いからね。
だから、頂いたコメントを返していないときがほぼある。それはボクの身体が終わっているときだと察して欲しい。
そんなことをやって痛みの時間を過ぎるのを待つのだ。
スポンサーリンク
痛みが過ぎた今だからこそ
そう、今は薬を飲んで痛みが過ぎ去り、朝食として温かいスープを飲み、萌えアニメの声に癒やされ、MVを軽めに熱唱し、FLCLのサントラを聴きながら、PS Classicの電源を入れ、珈琲を飲み、キーボードを叩いている。
1時間だけ。
痛みがあるときだけ。
ボクは病人なのね。
それさえ過ぎたら多分大丈夫。
ただ、それを終えていると、ギターを弾いてみたいという気も起きなくて、もうなんか「作りたい」とか「ブログ書きたい」とかになっちゃうわけ。
そういう毎日を過ごしている。
でも、けっして「身体が痛くない」分けでは無いので、それ相応の生活はするよ。
外に出なくて良くて、SNSで自身を発信し、そこから仕事を得て、デジタル土方をたしなみ、世界に爪痕を残していく。
そう言う生活をしているんだよ。
・
・
・
憧れは有るけども、無理して朝をオシャレにする必要は無いし、健常者のマネをする必要も無い。そう言い聞かせてボクは生きています。
よろしくお願いします。