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喫茶店

「全身性エリテマトーデス」と「両足大腿骨骨頭壊死」という病気を抱えながら、フリーランスとして活動しています。伊勢志摩在住。HP制作、写真撮影、動画撮影を生業としています。 このブログに掲載している写真は、主に EOS R5(2021年頃より)を使用して撮影しています。 お仕事のご相談やレビューのご依頼は、お問い合わせフォームからご連絡ください。 また、YouTubeもやっています。よかったらフォローしてもらえると嬉しいです!
たまにハンドドリップ以外でマキネッタを使う。ビリアッティのブリッカは音も香りもはっきりしていて、淹れている時間にちょっとした特別感がある。ただ、それを注ぐ器がいつものマグカップだと、どこかで気持ちが途切れてしまう。 そこでKintoのカップを試してみた。エスプレッソカップという名前の通り、抽出したコーヒーの量にぴったり合う。液体が浮いて見えるダブルウォール構造で、手に持ったときの熱の伝わり方も落ち着いている。容量は80ml。マキネッタの抽出量とちょうどいいバランスだった。 コーヒー専門家の方用に先に書いて ...
料理撮影の現場に、新たな相棒を連れていきました。それが「COLBOR CL100X」。 ネットでの評判も上々、スペックも申し分なし。何より、そのコンパクトなボディに110W級の出力を詰め込んだ設計に惹かれました。 「これが本当に800g?」と疑うほどの軽さと、手に取ったときのしっかりとした金属の質感。現場でもサッと持ち込めて、あっという間に設置完了。これは、なかなかの即戦力になりそう——そう思ったのも束の間、実際に撮影を始めてみると、「なるほど、ここが限界か」「こうやって使えば活かせるかも」といった気づき ...
Canonのフルサイズミラーレス「EOS R5」に、2025年7月、待望のファームウェアVer.2.2.0が登場しました。これまで高い完成度を誇っていたR5ですが、今回のアップデートでは“見えない部分”が大きく進化しています。 今回は、実際にアップデート内容を読み解きながら、どういった人にとって嬉しい改良なのか、そして注意すべきポイントはどこかを整理してご紹介します。 セキュリティ機能の強化:プロ用途を意識した進化 もっとも注目したいのは、カメラ単体でのパスワードロック機能が追加された点です。これにより、 ...
誤ってファイルを消してしまった。大事なデータが入ったUSBが突然読めなくなった——そんな経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。今回は、そんな時に頼れる復旧ソフト「RecoveryFox AI」を実際に使ってみました。WonderFoxからソフトの提供を受け、その使用感を正直にレビューしていきます。 RecoveryFox AIとは? RecoveryFox AIは、Windows専用のデータ復旧ソフトです。開発元のWonderFoxは、動画変換ツールやユーティリティ系ソフトで実績のある中国のソフトウ ...
ローカルネットワークが複数あると、IPアドレスの競合や接続トラブルが発生しやすくなります。特にNAS(ネットワーク接続ストレージ)を使っていると、異なる拠点からのアクセスに悩むことも。今回は、Ugreen NASとTailscaleを組み合わせて、同一IP帯でも確実にリモートアクセスできる方法を詳しく紹介します。 僕自身、環境Aと環境Bという2つの作業ネットワークを持っていて、それぞれが「192.168.1.○○」というローカルIP帯を使っていました。そのせいで、一方のネットワークからもう一方のNASにア ...
EOS R5は間違いなく名機だ。AF性能も描写も素晴らしく、写真も動画もこなせる万能選手。僕自身、日々の撮影で大きな不満はなく、「これで十分じゃないか」と思っていた。 …それでも、なぜか心のどこかで中判の世界が気になっていた。特に、FUJIFILM GFX100IIの存在は、じわじわと僕の中に「次の一手」として浮かび上がってきた。 この記事では、なぜ僕がGFX100IIを意識するようになったのか、その背景と迷い、そして期待について綴っていこうと思う。 R5で感じる“わずかな物足りなさ” EOS R5は間違 ...
SW271を使い続けて数年。正直なところ、買い替える理由は特に見当たらなかった。色の正確さにはまだまだ自信があったし、動作にも問題はない。だけどある時から、画面の一部に“白っぽいアイコンの焼き付き”のような現象が現れはじめた。表示されていたものがうっすら残る、いわゆる残像のようなもので、消えるときもあるけれど、長時間作業をしていると再び現れる。 それでも作業には支障はなかった。でも、「気になる」——この違和感が、買い替えの背中を押した。 ちなみにアイキャッチ左がSW271Cで右がSW271です。ベゼルの大 ...
体調を崩していた。なんとなく喉が詰まり、背中に熱がこもっているような、でもはっきりとした症状があるわけでもない、あの曖昧な不調。こういう時は決まって、世界が灰色がかって見える。目に映るものすべてが、どこか鈍く、重く感じられる。 何もしたくない。机に置いたままのペンはまるで鉛のようで、パソコンの電源ボタンに手を伸ばす気力も湧かない。そんなとき、僕には自分を再起動するための装置がいくつかある。 一つは、いわゆる「鬼時間」ゲームだ。Apex Legendsのような高速思考を要求されるゲームに没頭することで、強制 ...
今回は、Instagramに投稿する写真を作るまでに、僕がどんな手順を踏んでいるのかを紹介してみようと思います。1枚の写真のために、実は結構な工程を経ている。その流れをまとめてみます。 普段使っているのは、Pinterest、Davinci Resolve、Monet、Photoshopといったツールたち。思いつきから始まり、撮影、カラーグレーディング、そしてレタッチまで、それぞれに時間と工夫をかけて仕上げています。簡単に見えるInstagramの1枚にも、裏側では意外と手間がかかっているという話です。 ...
マクロ撮影の現場で、どうしても「もう少し光を足したい」と思う場面がある。特に、被写体をくっきりと際立たせたいときや、細部をはっきり見せたいとき。そんなニーズに応えてくれる小型ライトを探していて、今回試してみたのがFomitoのミニマクロフラッシュ「K202」だ。 Fomitoは、撮影用アクセサリを多く手がけるブランドで、LEDライトやリグ、三脚などの中華系アクセサリで見かける機会が増えている。そんなFomitoが出しているこのK202は、中央に常時点灯可能なLED、左右に独立したストロボ、そして13色のカ ...