Meta Quest 3を手に入れてからというもの、その映像体験には驚かされるばかりです。 しかし、使い込んでいくうちに、多くのユーザーが必ず直面する「2つの壁」があることにも気づきました。
一つは「バッテリー、すぐ無くなるよね?」という問題。 そしてもう一つは、「純正ストラップ、調整めんどくさくない?」という装着感の問題です。
今回は、この2つの悩みを一発で解決するために導入した、KIWI designのバッテリー付きヘッドストラップ「K4 Boost」について詳しくレビューしていきます。
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Quest 3で一番気になるのは、やっぱり「バッテリー持ち」だと思う
Quest 3はスタンドアロン型、つまりPCに繋がずに単体で動くのが最大の魅力です。 ケーブルレスで自由になれる反面、どうしても付きまとうのがバッテリーの稼働時間。 没入感たっぷりのコンテンツを楽しんでいる最中に「バッテリー低下」の警告が出ると、一気に現実に引き戻されてしまいますよね。
「もっと長く、この世界に浸っていたい」 そう考えると、外部バッテリーの導入はほぼ必須と言えます。

そして先にも書いた、装着に煩わしさ。Aの人にフィットする設定は、Bの人の頭にフィットするとは限らない。純正ストラップの調整はストレスフルな機構になっている。
バッテリー持ちも考えて、KIWI designのヘッドストラップを導入した理由
そこで色々とリサーチを開始しました。 バッテリーを増設する方法はいくつかあります。モバイルバッテリーをポケットに入れる方法や、首にかけるタイプなど。
Amazonで検索すると、本当に様々なメーカーからアクセサリーが出ています。 その中で、僕が最終的に選んだのが「KIWI design」の製品でした。
1. レビューの多さと信頼性
正直、サードパーティ製のアクセサリーは玉石混交です。 その点、KIWI designはQuest 2の時代から定評があり、Amazonでの評価数も多く、極端に悪いレビューが少なかったのが決め手の一つになりました。

2. 余計な機能はいらない
実は、このK4 Boostより上位のモデルも存在します。それには耳元で鳴るスピーカー機能がついているのですが、個人的には「それは多分邪魔になるだろう」と判断しました。 構造が複雑になれば故障のリスクも増えますし、重くなる。求めているのは「バッテリー」と「装着感」だけだったので、シンプルなこちらのモデルを選びました。
3. 「首掛けバッテリー」を選ばなかった理由
最近では、首にかけるタイプのネックバッテリーも人気だそうです。 確かに頭は重くなりませんが、Quest 3特有の「フロントヘビー(前側が重い)」問題は解決しません。
頭の後ろにバッテリーを配置するタイプなら、バッテリー自体の重さが「カウンターウェイト(釣り合いを取る重り)」の役割を果たしてくれます。 当然、頭にかかる総重量(荷重)は増えます。しかし、前後のバランスが取れることで、体感的な「重さ」や「顔への圧迫感」はむしろ軽減される。 「バッテリー持ち」と「バランス」のペイオフ(相殺)を考えると、このタイプが最適解だと考えました。
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最初の難関?純正ストラップの外し方について
導入にあたって、最初に躓きそうなのが「純正ストラップの外し方」です。 これ、初めてやるときは「え、これ壊れない? 大丈夫?」とかなり不安になります。プラスチックの爪がパチっと外れる感覚が心臓に悪いんですよね(笑)。
力任せにやると破損の原因になるので、まずは公式のガイドや動画を見て、構造を理解してから作業することをお勧めします。
参照:Meta Quest Elite Straps | Questヘルプ | Metaストア https://www.meta.com/ja-jp/help/quest/556883619437824/?srsltid=AfmBOopuZDjrZfrBHqXFq4TUA_Bo8Kewm9HB44BPNLgV8Ko0pw62fruY


KIWI designの取り付け自体は非常に簡単で、一度純正を外してしまえば、あとはスライドさせてパチっとはめるだけです。
実際に使ってみて感じたメリット
純正とは比較にならない「装着のスムーズさ」

Meta Quest 3を手に入れてすぐに思ったのは、「これ、純正ストラップだと多人数で使うの厳しいな」という点です。 ゴムバンドを引っ張って調整する方式は、自分一人ならいいですが、家族や友人と交代で遊ぶ時には調整がかなり煩わしい。
KIWI designのストラップは、後頭部のダイヤルを回すだけでカチカチっと調整できます。 頭の小さい子供から大人まで、一瞬でベストなフィット感に合わせられる。これだけで、VRを起動するハードルがグッと下がりました。


バッテリー性能と充電速度
肝心のバッテリーですが、容量は十分。 「K4 Boost」という名の通り、出力も安定しているようで、Quest 3を使いながらでもしっかりと給電してくれます。 体感ですが、プレイ時間が倍以上に伸びた感覚です。これで映画一本見終わるまで、あるいはBeat Saberで汗だくになるまで、バッテリーを気にすることはありません。

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考えられるデメリット
まず、やはりバッテリーブン重くなります。それはしょうがないですが、正直重さが増してもさほど気にならないなというのは上げておきます。次に、後ろが出っ張るので、ソファーや背もたれなどに触れてしまい、ヘッドマウントディスプレイごとズレてしまうことがあります。頭の支えのないタイプの椅子とかなら良い感じです。
デザインと質感
サードパーティ製だと、本体とのデザインの不一致が気になることがありますが、これはQuest 3の純正パーツのような佇まいです。 白と黒のモノトーンで統一されており、装着しても違和感がありません。
サイドのヒンジの部分がかなり仕事をしており、ただ頭に乗せるのではなく、フィットさせるように自重でかってに装着されます。単にバッテリーを増やしたかっただけなのに、純正との大きな装着感の違いに驚きました。
まとめ:Quest 3を「快適」にするための投資
- バッテリーの持ちを気にせず遊びたい
- 家族や友人とスムーズに交代したい
- フロントヘビーな装着感を改善したい
これらを感じているなら、KIWI design K4 Boostは非常にコストパフォーマンスの高い投資になるはずです。
純正のエリートストラップ(バッテリー付き)は価格も高く、入手性もまちまち。 機能面、価格面、そして実際の使い勝手を考えると、現時点でのベストバイと言っていいかもしれません。