甘詰留太さん、ありがとうございます。まさか、ああいう形であのキャラクター達を出して頂けるなんて。
甘詰留太さんが連載していた「三十路おとめとモテはたち」の最終巻が出ました。このマンガは、処女な姉とヤリヤリな妹、そしてその間に一人の男という感じのトライアンゴゥーです。ぶっちゃけ処女の気持ちは男であるボクには全く和からなくて、さらにいわゆる「女性の喜び」なんてのもしょうじきわからない。
それでも、甘詰留太さんの描くキャラクターの表情や仕草で非常に感情移入しちゃって、とっても恥ずかしい気持ち、そして何かに包まれている優しい気持ちにもなったりしました。
最終巻、処女の姉が、処女ではなくなる。まぁ、ソレがこのマンガにおけるハッピーエンドな形なのでしょうね。
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三十路おとめとモテはたちがおわった
いやー、4巻っていう期間だったけど、非常に濃厚に感じてしまった。やっぱ1巻1巻大切にしたいマンガだなーって思いが最終的にこみ上げてきました。ボクの甘詰留太本棚に収納です。
この4巻ってのは、「三十路おとめとモテはたち」の最後として、まぁ、素敵でした。
男女が求め求められ、を、まさかの半分以上もそのはなし。非常に濃厚で幸せでした。口いっぱいにカルボナーラ入れたぐらい幸せ。
なんんだろう、どう言えば良いだろう。
姉と”する”ために、妹の誘いで”練習”していた男子くん。いざ、姉と”する”ってなんたんだけど「妹ならたつんでしょ?」といわれる。まぁ、早とちりで気持ちの交差、意思疎通、そんな甘詰留太さんでよくあるアレ。
”本番”は姉とすると決めていたことを妹に知らされ…
はい。ごちそうさまです。
マンガのキャラクターって分かってるんだけど、それでも二人が幸せに、言い方向に行っているのを見ると、とても素敵な気持ちになれる。見ているこっちまで幸せになれるんだ。
内容かけないのが辛いね。見て欲しいね。貸すし、なんんだったら漫画貸すし。(近場の人でお願いします)
過去作品のキャラクター達が出てくる
「三十路おとめとモテはたち」の巻末には数ページだけおまけ漫画が掲載されています。巻末にこんなサプライズを設けてくれるなんて…。
おまけ漫画の内容としては、甘詰留太さんの過去作品「ハッピーネガティブマリッジ」「恋は三十路をすぎてから」「パピィラバーズ」のお三方が、今回の漫画の主人公と”打ち上げ”をするという甘詰留太作品ファンとしてはメチャクチャ嬉しいサプラーイズ。
この作品キャラのクロスオーバー、そして「もしも」な雰囲気がニヤニヤさせてくる。
「この作者ってコンプレックスをとにかくいじってくるから」とメタ発言があるのもまじでいい。このおまけ漫画シリーズにして欲しいぐらい。自身による作者いじりとか、タダの自虐ネタになっチャ運ですけど面白い。この台詞って誰が考えているんだろうか?なんか読者や編集さんの意見にも見えます。
そんな思いもつかの間、最後の最後には『キミの名を呼べば』の満子も登場する。
甘詰留太さんの一般紙ではなく成年漫画の部類。平たくいうとえっちぃ漫画のキャラクターです。んで、まー、満子というキャラクターは甘詰留太さんの漫画に色々と出てきますが、なかなかすくわれないキャラクターです。この場のハッピーエンドになった人たちとはちょっと毛色が違いますが、このキャラクターが再び見れたのは嬉しい。
今の甘詰留太さんのタッチで描かれた満子。この子を見るためだけでも漫画をオススメしたい。
そんな意味で「三十路おとめとモテはたち」の最終巻は、漫画読者を、甘詰留太ファンを楽しませてくれた漫画でしたー。
ちなみに同時販売した甘詰留太さんの単行本も手に入れてますので次回の記事でご紹介できたらなと思います。