僕は、ちょっと変わった子に惹かれる。まっすぐなのに少しだけズレている、会話のテンポや視線の置き方に独特の間合いがある。映画でも、そういうヒロインに弱い。 善悪ではなく体温。完璧さではなく、揺れや癖。彼女たちが画面に現れると、物語の光の向きが変わる。声の高さ、言葉の選び方、沈黙の「間」。そのささいな差分に、僕は心を掴まれる。 ここに並べるのは、そんな“すこしズレていて、まっすぐ”なヒロインが胸に残る5本。恋の甘さだけでなく、自分を映す鏡としての恋まで含めて、今日の気分で選べるラインナップだ。 (500)日の ...