写真撮影の世界に足を踏み入れると、「光」の重要性を痛感しますよね。でも、最初から高価な撮影機材を揃えるのはハードルが高い…そんなとき、私が挑戦したのが自作レフ板です。
この記事では、自作レフ板を作る背景から、実際の作り方、そして撮影現場での活用法までを詳しくご紹介します。「撮影機材にあまりお金をかけたくない」「DIYが好き」という方にとって、きっと役立つ情報になるはずです。
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レフ板との出会い:光の力に魅了された日
私が初めて「レフ板」の存在を知ったのは、写真の練習中に光の当たり方を試行錯誤していたときです。自然光だけでは足りない場面や、逆に光が強すぎてしまう場面で、プロの写真がどうしてあんなに美しいのか疑問でした。
調べてみると、「レフ板」を使うことで光をコントロールできることを発見!しかし、その価格を見てびっくり。学生時代の私にとって、高価な機材を揃える余裕はありませんでした。「じゃあ作っちゃえばいいんじゃない?」という思いつきから、自作レフ板のプロジェクトが始まりました。
そんなこんなで出来上がった自作レフ板はこちらになります。
自作レフ板を作る材料と道具
自作レフ板の魅力は、手に入りやすい材料で簡単に作れること。以下が必要なアイテムです。
必要な材料
- 大きめのスケッチブック(白)
レフ板の土台に最適です。 - 黒い画用紙(ケント紙がおすすめ)
光を遮る「黒レフ」として使用します。 - アルミホイル
強い反射光を作る「銀レフ」に。 - 接着剤または両面テープ
素材をしっかり固定するために使用します。
作業手順
- 白レフの準備
スケッチブックの白いページをそのまま利用します。 - 黒レフを作成
黒い画用紙をスケッチブックの片面に貼り付けます。ケント紙を使うとより高級感が出ます。 - 銀レフを作成
アルミホイルをくしゃくしゃにしてから広げ、スケッチブックのもう片面に貼り付けます。
これで「白」「黒」「銀」の3種類のレフ板が1冊で完成します!
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実際に作ったレフ板の使用感
自作したレフ板を初めて使ったとき、その効果に驚きました。以下は実際に撮影で感じたポイントです。
1. 白レフ:柔らかい光を作る
主にポートレート撮影や物撮りで活躍。自然な明るさを追加し、被写体を引き立てます。
2. 黒レフ:迷光を抑える
部屋の壁や天井の反射を防ぎ、メリハリのある写真に仕上げます。
3. 銀レフ:力強い光を演出
明るい部分をより際立たせたいときに使用。ただし、光が強すぎると硬い印象になるため、使いどころが重要です。
どんな場面で役立つ?自作レフ板の活用法
自作レフ板は、以下のような撮影シーンで大活躍します。
- ポートレート撮影:顔に柔らかい光を当てて、自然な表情を引き出します。
- 商品撮影:商品の質感を強調するために光を調整します。
- 小物や料理の撮影:限られたスペースでも効果的に使えます。
特に「スケッチブック型」はブックスタンドのように立てられるため、ハンズフリーで使えるのが便利でした。
自作レフ板と市販品の比較
正直なところ、購入したレフ板の方が耐久性や仕上がりの均一さでは優れています。しかし、自作には以下の利点があります。
- コストの安さ
家にある材料で作ればほぼ無料! - 自由なサイズ選び
撮影シーンに合わせたサイズにカスタマイズ可能。 - 学びの機会
自作することで光の反射や色味の違いについて深く理解できます。
実際、私もプロ用のレフ板を購入しましたが、自作レフ板は「ちょっと試したい」ときに今でも活躍しています。
購入も検討している方へ:おすすめのレフ板
「自作する時間がない」「プロ用の仕上がりが欲しい」という方には、市販のレフ板がおすすめです。以下は人気のレフ板をいくつかご紹介します。
TARION レフ板 反射板 1枚3色 銀、白、黒 照明道具 A3サイズ 補光/吸光/輪郭強調 折り畳み可 コンパクトブツ撮り用
まとめ:自作レフ板は最高の入門機材
撮影の世界に一歩踏み出すとき、自作レフ板はコスパ最強のアイテムです。お金をかけずに光の使い方を学べるのは、大きなメリット。ぜひこの記事を参考に、あなたもオリジナルのレフ板を作ってみてください。
そして、さらなるクオリティアップを目指すなら、市販品も検討してみてはいかがでしょうか?