写真現像をもっと深く理解したいと思い立ち、林さん(@hayashiwithcats)が制作した PowerGrade「monet」 に取り組みました。これは、動画編集ソフト DaVinci Resolve 用のプリセットで、「簡単に雰囲気を作れる」という評判のツールです。ただ、適用するだけではその本当の力を引き出せないと感じ、自分なりに一つひとつの設定を調べながら取り組むことにしました。
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「monet」との向き合い方
林さんのYouTube動画を何度も見返しながら、DaVinci Resolveの調整項目を一つずつ確認していきました。おそらく、メルマガを購読していれば(僕はしていません)、もっと効率よく理解できたかもしれません。でも、自分で手を動かし、つまずきながら進むことで得られる気づきが、僕にとっては大切なんです。「こうすればもっと良くなるんじゃないか」と思える瞬間があるからこそ、現像の過程そのものが楽しさを教えてくれるのだと思っています。
monetを使うと、光のニュアンスや色の深みが一段と引き立つ。特に、シーンごとに異なる空気感を精密に表現できる点が秀逸で、「これは林さんが心血を注いで作り上げたツールなんだな」と感じました。単なるプリセットではなく、光と影を操るための「道具」としての完成度が際立っています。
DaVinci Resolveでの写真現像の可能性
正直に言うと、DaVinci Resolveで写真を現像するのは手間がかかります。LightroomやCapture Oneのような直感的な操作性はなく、細部まで調整できる分、トライ&エラーを繰り返す必要があります。でも、その手間があるからこそ、他のソフトでは作りきれない「自分の思い描いた写真」が生まれるんです。
特にmonetを使うことで、色の階調や光のコントラストが格段に美しくなり、完成した写真には手間をかけた分の満足感が詰まっています。
トライ&エラーの価値
一枚の写真を仕上げるために何度も試行錯誤を繰り返しました。その過程では、「もっと効率的にできれば」と思うこともありました。でも、時間をかけて手間を惜しまないからこそ、完成した一枚には特別な価値が生まれるのだと感じました。手をかけた分、その写真には他のソフトでは味わえない深みや満足感が宿るのです。
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結論:道具をどう使うかは使い手次第
最終的に、monetは単なる「便利なプリセット」ではなく、光や色を自在に操るためのツールだと実感しました。そしてその道具をどう使いこなすかは、やはり使い手次第。時間と労力を惜しまず向き合うことで初めて、そのツールの本当の力を引き出せるのだと思います。
ただし、monet は単なるプリセットではありません。光と影、色と空気、そのすべてを自分で操るための「道具」です。適用するだけで完成するものではなく、自分自身の試行錯誤が必要になります。でも、その過程こそが楽しい部分です。
僕も最初は戸惑いながら使い始めましたが、触れるたびに新しい発見があります。DaVinci Resolveを使って「写真を現像する」という選択肢が、こんなにも表現の幅を広げてくれるとは思いませんでした。「monet」をきっかけに、Resolveの可能性をもっと知りたくなる人が増えると嬉しいです。
monetの購入はこちら
- PowerGrade「monet」詳細情報:monet紹介ページ
DaVinci Resolveでの現像は手間がかかる反面、深く細やかな表現が可能になります。「monet」が新たな挑戦を後押ししてくれるツールとして、多くの人にその魅力が伝わることを願っています。
撮影機材について
今回の写真は、EF 24-70mm F2.8L II USM を使用。シーンごとにフレームを柔軟に調整できるこのレンズが、撮影の幅を広げてくれた。被写体のディテールから全体の雰囲気まで、バランス良く切り取ることができたと思う。
DaVinci Resolveの「Monet」を使用した色補正も加わり、写真がより印象的な仕上がりになった。この撮影と編集の組み合わせが、今回のテーマにしっくりと馴染んだように感じる。