道満晴明の短篇集 『性本能と水爆戦 征服』を手に入れた。

道満晴明(どうまんせいまん)先生というショートストーリーの鬼才が描く短編集『性本能と水爆戦 征服』を手に入れました。元々は『性本能と水爆戦』という書籍だったのですが、絶版になってしまい、新たに登場したものです。

なにげにボクにとって思い出の書籍だったため手に入れました。

道満晴明のショート、メチャクチャ好きです。言うなれば大人の童話。そう言う漫画を求めている人にとって、オススメな漫画家です。

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手に入れた『性本能と水爆戦 征服』

ボクが最初に出逢った『性本能と水爆戦』と別の短編集である『続・性本能と水爆戦』をセットにしたのがコチラの『性本能と水爆戦 征服』です。絶版になってしまった書籍だったので、それが一緒になって登場したという流れです。

そして、今回、『ぱら☆いぞ2 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)』が出たので、「あ、これは道満晴明先生を集めないとな』ということで速攻手を出しました。知っている作品なだけあって、ハズレではないと確信しての購入です。

ま、外れてもコレクター品としてゲットしたと思えば良いと思います。

『性本能と水爆戦』はこんな本です。

道満晴明 性本能と水爆戦 トゲトゲ

ボクが『性本能と水爆戦』で最もオススメしたい、心に刺さる収録作品である「トゲトゲ」。とても胸が苦しくなる作品です。

大きなドブ川で生活をする、おっきな鉤爪を持つ少女。友達と呼べるのはねずみだけ。食べるのもネズミ。ある日、下水道の奥で傷ついた少年を見つける…。

まったくハッピーエンドでは無いのですが、鉤爪の少女が出逢った一つの希望である少年。その少年を抱きしめたい気持ち一杯なのに鉤爪で「くしゃくしゃ」にしてしまうという最後。とても悲しく、希望に溢れた気持ちが一気に潰されてしまう。そして少女は最後には…。

絵のタッチ的に、可愛く観れる者。それでも一応成年コミックなのでそういったシーンもある。

でも、そういうのは正直アクセントで、話の、ストーリーの中身が本当にすてき。いや、これはバッドエンドなんだけどね。

他にもそう言うかんじのがたくさん入っている。

メチャクチャ分厚い

『性本能と水爆戦 征服』

『ぱら☆いぞ』と大きさ比較写真です。やはり分厚さが大分違います。なぜかって『性本能と水爆戦 征服』は合計で400Pぐらいありますから。

本の内容は道満晴明先生なので申し分ないのは確実なのですが、紙の質が正直最悪です。雑誌?これ雑誌?単行本なのに雑誌的な質感の紙が使われている。コレは非常にもったいない。もし、別の紙の状態で登場するならそれをコレクトしたい。

 

こんな人に読んでほしい

道満晴明の作品『ニッケルオデオン』とか『ぱら☆いぞ』とか『ヴォイニッチホテル』をみて、絵柄や世界観が気に入ったら、道満晴明の過去作品を読んでみるのも良いかもしれない。

ボクが説明するときは「大人のための童話」と言わせていただく。そういう「シーン」があるといういみではなく、音になってから意味が分かる…てきな、そういう類いのお話です。

いい話、ハッピーエンド、バッドエンド、どちらもすてき。それが道満晴明先生です。いつか先生に会いたい。サイン欲しい。