僕が愛してやまない漫画化「甘詰留太(あまづめりゅうた)」さんがシリーズでやっている「ナナとカオル」の15巻が家に届いた。この漫画は「SM」な要素がたっぷりと出てきて、ぶっちゃけSMにそんなに思い入れなかった僕に少しだけ知識をくれた。
SMとは愛である…と。
愛無くしてSMは成立しない、故に愛の表現方法の1つであるんだなと。
そんなナナとカオルは学生同士でのSMという息抜きの話であったが、今回その学校の先生が登場した。
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ナナとカオル15巻
こちらが学校の先生です。初登場だと思われる子の先生。21歳の男性(見た目は少年)戸付き合っている。1つ問題があり、その少年はいわゆる「中折れ」をしてしまう。
その中折れの原因は少年の過去にあり…今回、その少年はゴミ収集のバイトで見つけた首輪を使って、彼女とSMしたいという衝動に駆られる。
おそらくこの首輪とは、カオルが母親に誤って捨てられてしまった至極大切な首輪なのです。少年はインターネット掲示板でSMしてみたいことを書き込み、それを偶然見つけたカオルから助言を受ける。
そして少年は彼女(学校の先生)とSMなプレイをすることに。
マッキー(ヌッキー)
甘詰留太さんがやってくれました。この漫画にはそういった物が全く書かれないのですが、今回は少年と先生が愛をはぐくむシーンが有るため「マッキー」的な物でそれらを描写します。(色々と問題があるのでここでは自粛します)
これはすごい。この表現方法はギリッギリの世界です。まったくそういったことは描かれてないのですが、このマッキーを使うことによりそれらの世界がまるで広がって見える。人間の脳の可能性を見いだした表現方法です。
まったく「描写」はされてない。でも見れちゃうのです。めっちゃ不思議。
見事SMで中折れを克服した少年。最後まで「する」事が出来たわけです。
館とナナとカオル
漫画冒頭、前回の漫画の続きで陸上少女館(たち)と後輩のやり取りが有りました。館が陸上を続ける理由、その心の中にある気持ちが文字となって知れます。古爾まで考えれるのはかなり大人ですね。
そして、ナナとカオル。そろそろ受験を考えないとイケナイ。優秀なナナに比べ、成績はそんなに良くなく何とか勉強を頑張るカオル、そんななか、母が倒れてしまったと電話を受ける。
次巻予告では、「俺…沖縄に住むわ」というカオルから衝撃の電話が…。
ナナとカオルは「人を愛したい」と願う人に是非読んで欲しい漫画です。恋人同士でもイイですし、夫婦間でも良いです。ぜひ1巻からお読みください。